絵を描く仕事に就きたいと希望している生徒がいます。
絵と言っても様々で、
油絵、水彩画、漫画家、イラストレーター、アニメーター、水墨画等、上げたらきりがありません。
イラストレーターなどは様々なデザインの仕事に直結するビジネス色の濃い仕事ですが、芸術家指向の油絵で生計を立てるのは容易ではありません。
目指すためにはどうしたらいいでしょう。
成功した人を参考にするのが一番です。
ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナーのうさぎのデッサンを見た事がありますか?
紙の中に生きたうさぎが、そこにいるんです!!
その精巧なデッサンから、人がうさぎだと認識する最低限の線だけを残すとミッフィーになりました。
絵本になるようなイラストでも基礎画力があった方が素晴らしいキャラクターが生まれるのかもしれません。
鳥山明はDr,スランプとドラゴンボールの2作と言っても過言ではありません。
しかしその強烈なキャラクターを生む力はドラゴンクエストに生かされています。
ゲームやグッズのキャラクターが独り立ちして4コマ漫画、連載漫画に成長するものもあります。
美大に入学できるような基礎画力と豊富な経験を積むことで、成功の道が開けます。
「プロになるまで、毎日3つの新しいキャラクターで4コマ漫画を描く」
イメージとしての一例ですが、この程度でプロの世界が開き始めます。
きっと保護者の皆さんや学校の先生たちはもっと厳しいと考えているはずです。
でも大半の人がこの程度が出来ません。