釧路商業、釧路工業、釧路東を目指す生徒はいつから塾に通うべきか

月見学道は釧路の学習塾です。

 

結論から言うといつでも構いません。

ただし高校に進学するという志によって少しずつ変わります。

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これらの高校を志望校としている生徒は一度考えてみて下さい。

いつから進学希望していますか。

担任の先生と二者面談した時ですか。

中学校に入学した時ですか。

小学生の時ですか。

 

これらの高校は中1や小学校で習った範囲に分からないところがあっても合格ラインを越えます。

この言い方でバカにされた感じを抱いた方は是非努力して明輝や北陽、湖陵や江南を目指しましょう。

誤解がないように加えますが釧路の高校に悪い学校など一つもありません。良い学校ばかりです。そこに進学した生徒は中学校の時より大切にされている感じを受けます。だから胸を張って入学して下さい。

バカにされた感を抱いた原因は本人の胸の内にあります。

「どうせ俺なんか工業くらいにしか入れない。」

「商業にも入れなかったら地方の高校になっちゃう。」

地方の高校も良い高校ばかりです。自分の中に目的があるならそれに答えてくれる高校です。

 

ランクが足りなくてどこも受験できない状況になってからの努力はほとんど意味がありません。

中1の半年間の範囲が出来れば良い訳ですから受験勉強も半年あれば十分です。

参考に

湖陵・江南(http://tsukimigakudo.sakura.ne.jp/blog/?p=354)、

北陽・明輝(http://tsukimigakudo.sakura.ne.jp/blog/?p=361

をご覧下さい。

これだけの時間を頂けたら合格できる内容で指導します。その為に独特なカリキュラムを組んでいます。

中学生までの勉強に頭の良い悪いは差になりません。

必要な事を覚えるだけの勉強時間を確保できたかどうかだけです。

詳しくは成績が悪い原因(http://tsukimigakudo.sakura.ne.jp/blog/?p=141)をご覧下さい。

もっと詳しく知りたい方は下のバナーをクリックして下さい。ご両親対象の教え方セミナーも随時開催しています。入塾如何に関わらずお気軽にお問い合せ下さい。どのような内容でも対応致します。

 

北陽、明輝を目指す生徒はいつから塾に通うべきか

月見学道は釧路の学習塾です。

北陽高校は釧路市立、明輝高校は総合学科が特色です。

北海道学力コンクールの偏差値(http://www.do-con.com/data/pdf/ss2015.pdf)で、

北陽は47、明輝は43です。

偏差値は50で平均ですので、両校とも道内平均を下回っている高校です。

釧路の中学生では学年平均位の生徒が受験する高校です。

成績が上がって受験するタイプと、成績が落ちて受験するタイプに分かれますので、2つのパターンに分けてお話しします。

上田姉勉強中

 

 

 

1:成績が上がって受験するタイプの場合。

小学生で漢字の書き取りの習慣がない生徒、算数で分数、小数が解らない生徒は即入塾です。

放っておいたまま中学に入学すると授業についていけず、成績は下がる一方で、受験できる高校はもう少し下がります。

中学校の4月の学力テストで学年中間位以下であれば即入塾です。

学校の授業が分からないと、言い出した時も即入塾です。定期テスト後の得点通知票を見た時に質問してみて下さい。

担任との面談で「合格は難しい」と、言われたら即入塾です。

中3の春の面談で言われたので、部活動を卒業したら入塾するつもりでいるようでしたら、手遅れの時もあります。

Time is money.

 

2:成績が下がって受験するタイプの場合。

中1の4月の学力テストの成績を見直して下さい。その成績までは割と簡単に回復します。

この学力テストは小学校の勉強が終わった生徒のポテンシャルを良く解析出来ています。

それならと思った方は即入塾です。

放っておいた時間分だけ回復する時間もかかります。

やっぱり  Time is money. です。

ライフスタイルを提案するのが私、未来プランナーの仕事です。

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湖陵、江南を目指す生徒はいつから塾に通うべきか

月見学道は釧路の学習塾です。

 

釧路湖陵、釧路江南は昭和の戦前にそれぞれを釧路中学校、釧路女学校を前身とする釧路市の進学校です。

当然釧路地域の学力が高い生徒が集まります。

ここでいう学力は小学生で決まります。

目安はテストで100点を採る事が通常で悪くても80点台にならない事です。

この時点で条件をクリアしていなければ入塾です。

川谷勉強中 (1)

中学校に入学すると4月に学力テストがあります。

小学生の時に100点をとっていた生徒も学年順位が上位と中位に分かれます。

上位にいる生徒は考える力「思考力」が養われている生徒、中位にいる生徒はこの「思考力」が欠けている生徒です。

思考力の有無はそのまま学校の授業の理解力に影響します。

湖陵を目指すには学校の授業内に全てを理解出来る事が条件。

江南を目指すには学校の授業内に分からないところが残っても、後で復習したら全部がかる事が条件です。

この条件に合致しなければ塾に頼るタイミングです。

 

「成績を上げる」と言う言葉の中には成長を待つ意味も含まれます。

成長を促すことも指導の中には必要で、その成長度合いに合わせて成績向上の目標を決めなければ、せっかくの努力も見合ったものにならない事もあります。

 

この両校は裁量問題を課しているので、塾は必須です。

学校では裁量問題対策をしません。なぜなら塾で対応するものだからです。

学校の授業が良く分かっているなら、夏休みからの入塾で十分です。

 

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シリーズ 塾の利用の仕方 総論

このページを読んでいただいているという事は塾に興味を持っていらっしゃる方ですね。

月見学道は釧路の学習塾です。

このページは私、月見学道の塾長である月見和史のブログを簡潔に1ページにまとめたものです。

最後まで読むのが長いと感じた方は、私のブログの他のページを虫食いで読んでみて下さい。どこかに同じことが書いてあります。

 

塾は良い成績をもっと伸ばしたいか悪い成績を克服したいか、どちらにしても「成績を伸ばす」事が目的で、それに向けて各塾は様々な指導方法、カリキュラムを提供しています。

この成績とはもちろん主要5教科を指しています。

そして高校受験を視野にしている事と思います。

当教室もそれは同じですがアプローチが他の塾と異なり独特で、それが生徒の成長に大きな影響を及ぼし絶大な効果が出ています。

 

私が最も大切にしている事は「学道=自ら学ぶ力」を身に付ける事です。

学道を身に付け、賢い選択が出来るような人に成長して欲しいと願って指導しています。

昔から「読み、書き、そろばん」と言うように漢字の読み書きと計算は勉強の基本です。だからこれらを大切に指導しています。

漢字の覚え方が分からない生徒が居ると、書き取りの方法から教えます。

作文が苦手なら文章の書き方から教えます。学校で教えてもらった記憶がありますか。学校で出来ない事こそ、私の教室で指導するべき事です。

この生徒の中には自分が思っている事をうまく相手に伝えられない事もあります。その場合は講師が話し相手になってゆっくり伝える力を養います。意を汲む事はしません。それが最も成長を妨げる原因です。

計算が出来ない原因は方法が分からない事もありますが、十分な練習を繰り返していない事の方が重大です。大手の教室ではそれを徹底していますが私の教室では十分な計算練習の上に文章問題を解く力を養う授業を積み重ねています。

これらの小学生で身に付けるべきスキルが十分かどうかが学校の授業の理解度に影響し、中学校以降で大きく差が出ます。

ご家庭でも出来る事ですが私は「教えるプロフェッショナル」です。

ご家庭での教え方も無料で伝授しています。ご興味がありましたら入塾するしないに関わらず対応しておりますのでお問い合せ下さい。一番下のバナーをクリックしてHPをご覧下さい。

家族

 

仕事柄成績が伸び悩んでいる生徒を多く見ていると共通点を見つける事が出来ます。

度合いは違いますが文章を読み取れないのです。教科に関係なく教科書の内容が読み取れない、問題文で何を解いたらいいか読み取れない、もう少し深刻な状況であれば家族ではない大人が話している内容が理解出来ないのです。

明治以降日本人の日本語力は平均的に落ちてきています。それは文豪たちが使っている漢字量を見ても分かります。明治の文豪の方が現代の芥川賞作家よりもたくさんの漢字を使っています。これは作家の質ではなく、読み手に合わせた表記の仕方の変化でもあります。

日本人なら誰もが漢字の読み書きが出来る量が多ければ豊かな日本語が使えると知っています。

 

どうして日本語力が落ちて来たかと言うと、便利な世の中になったことが原因です。

今のお父様お母様は仕事に忙しく、子供と一緒にいる時間があまりありません。

少ない一緒に家にいる時間も家事をしなければならないので、子供にビデオを観せている内に終わらせようとします。そのうちビデオを観終わると、

「終わったよ。」

「そう、面白かった?」

「うん。」

「よかったね。お母さんもうすぐ洗濯終わるからね。」

と、大体このような会話で終わります。

一緒に観ていないので内容の話が出来ません。

これが昔だと子供が本を読んでとせがむので、読み聞かせをします。

桃太郎なら

「おじいさんが山へしば刈りに行きました。」

「シバってなあに?」

「しばってね小さな木や落ちている木の枝の事だよ。」

「おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が~。」

「その桃どれだけおおきいの?」

と、いろいろ分からない事を聞いてくるので、必死に説明します。

子供も理解しようと真剣に聞きます。

この経験が「考える」「思考する」力を養う第一歩になります。

イメージする力もここから生まれます。

この経験がないので本を読んでも面白くありません。

私達にとって漫画は絵がある分かりやすい本ですが、今の子供たちにとっては絵が動かない分かり難いものになってしまっています。

漫画でさえそうなので教科書など読めません。文字は読めるので気が付き難いですが内容は把握出来ていない事が多いのです。

教科書が読めなければ自学は出来ません。家族ではない大人の話していることが分からなければ学校で先生が言っていることが分からないので授業も聞かなくなります。

だから私の教室では日本語を大切にしています。上手に使えなければ私と話しながら使えるように指導します。その後作文の指導をします。

算数や数学はこれと並行して指導していますので、話が出来るようになってきた生徒は自分が分かる所と分からない所を説明出来るようになってきます。

こうなれば学道が身に付いてきたと言えます。

 

高校受験には入試当日の学力点と、中学校での平常点である内申点(ランクhttp://www.do-con.com/nyushi/koukou-gakusyuten.html)の相関で合否判定されます。

平成27年度から釧路市内のほとんどの高校が内申点が高い生徒を有利に判定する枠を定員の15%設けました。

ランクは高い方が有利です。英語を3から4にするのも体育を4から5にするのも質は同じです。

だから音楽と絵の指導も平成27年の夏から始めました。この講座は今の所外部生も無料で対応しています。HPに予定表がありますのでそれをご覧になっていらっしゃって下さい。ご要望があれば今後も他の芸能教科を増やしていく予定です。

下の絵は当教室の絵の先生の作品です。学校では教えていないデッサンのコツや色の使い方を重点的に教えています。

講師絵

飛び入り、ドタキャンOK。いつでも大歓迎です。

お問い合わせは下のバナーをクリックしてHPからお願いします。

入塾如何に関わらずなんでも対応しています。お気軽にご相談下さい。

壁を越えた生徒達12

小4の彼女、恥を知ってから見違えるほどの成長を見せています。

私の教室では禁止事項をほとんど決めていません。

ダメな事をしなければ何をしてもいいのが欧米の考え方。

日本人は物の良し悪しは自分で決め、他人に迷惑をかける事を良しとしません。

「ダメって言われてないもん。」は通用しません。

 

ある日、中学生達がしゃべっているだけでなく教室の中を走り出しました。

冬になると中3生辺りはストレスから体がなまって、急に動かしたくなる時があります。

怪我をするので直ぐ止めるべきでしょうが私はしばらく観察する事にしています。

するとこの少女、

「うるさいわね。受験生でしょ。もう少し静かに勉強したらどうですか。」

 

自分たちが悪くて彼女が正しい事は中学生達も良く分かっているのできまりが悪くなり、

「なんだ、お前だっていつもうるさいだろ。」

 

小学生は上手に日本語が使えないので私と話したり、年上と話すのは勉強になるので当教室のカリキュラムとして許可しています。だから中学生から見たら小学生がいる時はいつもうるさく見えるのです。

 

「うぅ。」

 

彼女が学んだのは「年上は絶対」です。

いくら正しいことを言っても通用しない事がある。これは社会人全員が経験する理不尽です。

 

複数ある教室をもう少し上手に運用できたら起こらなかった事なので、私自身はすごく反省しています。

保護者から見たら静かに勉強する事を覚えて欲しいと期待しているのは重々承知しています。しかし口を閉じる生徒は自分の思っている事を相手に伝える訓練が出来ないまま大人になります。

生徒が静かにしている→言う事を聞いている=大人の満足

これでは生徒の為になっていません。

「しゃべる事が勉強」に取り組んでからまだ日が浅いので、どのような結果が出るかは彼女が中学生になった時に改めて検証します。

 

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壁を越えた生徒達11

小3に入塾した生徒の4年生になってからの様子です。

「大人の言う事を聞く」ことを覚えた彼女が次に知ったのは「恥ずかしい事」です。

漢字が全く書けないので質問してみました。

 

「漢字が書けないのは頭が悪い事?恥ずかしい事?」

「頭が悪い事です。」

「どうして?」

「点数が悪いから。」

「あなたは自分の学校の名前を漢字で書けなくて恥ずかしい思いをしたことがないかい?」

「あ、ある。」

「漢字を書けないのは日本人として恥ずかしい事なんです。日本人の常識を見られているんですよ。」

「納得。」

「じゃあ宿題の中で何が一番大事ですか。」

「漢字の書き取り。」

「そうです。」

 

何でもない事のように思うかもしれませんが、小学生はまだ何も知らない人達です。

知らない度合いによっては始めから説明する必要があります。

身近な大人がそれを教えると子供は賢く成長します。

 

 

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壁を越えた生徒達10

彼女は小3の終わり頃に入塾しました。

誰もがイメージする通りの「学校の成績が悪い」生徒です。

足し算引き算が繰り上がり、繰り下がりすると間違えます。

だから2ケタ以上の掛け算も出来ません。

漢字に至っては自分の名前もひらがなです。

親の名前も書けません。

学校の名前も書けません。

それどころか自分の住所も電話番号も書けません。

 

随分ひどいように見えますが、最近では割と珍しくありません。良くいる生徒です。

左西村右福田1 (1)

 

彼女が最初に越えたハードルは、

「大人の言う事を聞く」

です。

ご両親の言う事も、ご祖父母の言う事も全然聞かない生徒だったそうです。

面談の時に「一緒に勉強していこうか」と、いう私の問いかけに元気よく「ハイ」と、答えてからは私の言う事をよく聞いています。

私が特別にしたことは「話を聞く」だけでした。

たのしそうにしゃべる話を聞いているだけです。それだけで私の言う事を聞いてくれるようになりました。このことについてはまた別の機会にお話しします。

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