タイトルにもあるように、勉強とは出来ない事を出来るようにすることです。
練習や訓練も出来ない事を出来るようにする行動ですよね。遊びだってそうです。だからこれらは勉強の一部分とも言えます。
幼児にとって勉強とは「人が生活するための言葉と動作を覚える事」です。
ですから生きている事自体、その全てが勉強です。
小学生にとって勉強とは「日本人が日本で生活するために不自由しないように準備する事」です。
最も大切な事は「大人の言う事を聞いて行動できるようになる事」です。これを覚えてもらったら、子供が思春期を迎えた時にずいぶん苦労が減ります。
一例ですが学校の授業の中では算数が典型的です。足し算引き算掛け算割り算が出来ないと損をします。割合を理解出来ないと買い物の時に損をします。
遊びの中で安全と危険の区別が出来るようになるのも立派な勉強です。
この遊ぶ時間を減らして習い事で一日のスケジュールを満たすのが今の日本で経済的に余裕がある家庭のスタンダードです。
中学生にとって勉強とは「高校入試を通じて自分の努力の限界を知る事」です。
ここで小学生の時に大人の言う事を聞けるようになっていると、「自ら学ぶ力=学道」を養っていけます。
自分で努力し始めるという事は自分で物事を決められる準備が始まったと言えます。
言われた事しか出来ない役に立たない社会人にはなりにくいという事です。
努力の限界を知っていれば過労死の心配も、家庭崩壊の心配も低くすることが出来ます。
高校生にとって勉強とは「自分の得て不得手を知る事」です。
これは自分を知る事、個性を伸ばす事です。
今の日本では苦手なものを捨てられるのは高校に入学してからです。
高校入試で苦手を克服し、努力を惜しまない事を覚える人が多いから、世界中から称賛される国民となっているのです。
更に詳しい事についてはまた別の機会にお話しします。
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