IQ70の生徒と理科、社会のチャレンジも始めました

さつきちゃんとの勉強は理科や社会も始めました。

社会の方が得意なので必然的に社会の時間が長くなっています。

「不得意なものに時間をかけた方が良いのではないか」と、思う方もいるでしょう。だから、そう思っている親の子供は勉強をしなくなるのです。

大人だって好きな事に時間を割きたいと思っているのですから子供ならなおさらです。

「だって勉強はつらいものでしょ」
知らない事を知る行為は楽しいものです。勉強とは正にその行為そのものです。
勉強はつらいもので我慢しなくてはならないと教えていませんか。

さつきちゃんはテストを不得意としています。
世界観をイメージしたり、その世界を説明する言葉もなんとなくなら覚えられます。苦手だった割り算の練習も逃げたりしませんでした。
だから社会の勉強は喜んで参加します。

地理より歴史が良いと言ってくれたので、初めは歴史からスタートしました。

ホモ・サピエンスは嘘を信じる事が出来た。
世界四大文明は文字を使っていた事が特徴で、サルと人間を分ける磨製石器で世界で最も古いのは日本で発見された。
縄文土器の火焔型が使われていた時代には世界のどの地域でもあれほど複雑なデザインのものは見つかっていない。

これらは学校であまり教えてもらえない最先端の研究内容ですが、さつきちゃんは教科書と合わせながら上手に古代の世界観を頭の中に創っています。

現状ではそれをテストで確認する事は出来ません。

テストで確認できないから「この生徒は分かっていない」と受け取るか「テストが苦手だから今は仕方がない」と受け取るかで今後の指導が変わります。

私とさつきちゃんの授業の場合、私は疑うことなく前進します。

他の生徒ととなら当然対応も変わりますがさつきちゃんとの勉強は現時点ではこれがベストです。

高校卒業が目標なのでテストの練習はしなければなりませんがそれはまだまだ後の話です。
なにせIQ70ですから。

さつきちゃんとのチャレンジはまだまだ続きます。