月見学道は釧路の学習塾です。
実家の押入れを開けたら古いつづらが入っていました。舌切り雀に出てくるあれです。
そのつづらには「月見」と達筆で書かれていました。
父の話では祖父の文字だそうです。
「爺さんは筆も達筆だったけど、漢字もたくさん書けたな。父さんの2倍以上だわ。」
私の父は昭和15年生まれ。釧路で長く小学校の教員をしていて、日進小学校の校長を最後に退職しました。
釧路の方ならこの経歴だけでどのような人物だったか容易に想像できると思います。
祖父は明治生まれ。国鉄の職員で、昭和の戦争後は三ッ輪運輸で働いていました。
昭和生まれの教育者の父と明治生まれの一般の社会人の祖父を比較して、漢字を書く力、覚えている量ともに祖父が優れているのには驚きです。
では私と父を比べるとどうなるかと言うと、当時私は漢検3級で、父の約1/3くらいです。毛筆も少し劣ります。
では3人の漢字能力を比で表すと、
私:父:祖父=1:3:6
です。
日本人なら漢字がたくさん書けて読めて、字が達筆な方が上手な日本語が使えるとイメージするはずです。
私の家系での傾向は、今預かっている生徒達にも同じ様子が伺えます。
明治以降世代を重ねるにつれ日本語の使い方が下手になり、国語力が低下しているとも言えます。
何が原因か、どうしたらいいか等はこちらのブログをご覧下さい。
http://tsukimigakudo.sakura.ne.jp/blog/?p=393
http://tsukimigakudo.sakura.ne.jp/blog/?p=400
もっと詳しく知りたい方は下のバナーをクリックして下さい。ご両親対象の教え方セミナーも随時開催しています。入塾如何に関わらずお気軽にお問い合せ下さい。どのような内容でも対応致します。