彼は2年生の秋に入塾しました。
寡黙で、まじめに勉強していると思っていましたが実際は人の話を全然聞いていないだけでした。
何時間でも黙って座っていられるのは、小学生の時から学校の授業で訓練し続けた超一流のスキルで、外からの情報をシャットダウンし、自分だけの世界にずっと居られるのです。
学校では「話を聞きなさい。」と、怒られる状況ですね。
このスキル、一見無駄のようにも見えますが、見方を変えればものすごい集中力を身に付けているともいえます。
指摘されてそのことに気が付いた彼は一心不乱に勉強するようになりました。
それからの彼は塾に居る間に無駄な時間は一つもありません。
がむしゃらとは違うので成長するスピードが早い訳ではありません。
しかし中3の秋には志望校合格ラインを充分超えていました。
高校に行ってもまだまだ成長するでしょう。
入学した学校は進学校ではありませんが、ぜひ大学進学にチャレンジしてもらいたいものです。
この生徒が超えた壁は「心の成長の遅れをハンデだと思わない」事です。
今の自分から背伸びをせず、最善を尽くして目標を達成しました。
私も見習いたいです。
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